このページはMIDIでクラシック音楽を楽しむ人にJV-1010の技術情報を提供するためのページです。JV-1010は最近(99年4月)ローランド社から発売されたDTM音源で、同社のシンセサイザから音源部分だけを抜き出した高級機JV2080の廉価版です。GSシリーズなどの従来のDTM音源と比較して、ワンランク上の音が楽しめる素晴らしい製品だと思います。
ただ、この製品、手弾きのシンセサイザにつないでの使うというコンセプトの製品ですので、従来のDTM音源とはかなり操作方法が異なります。ローランド社のマニュアルだけではこのへんが分かりにくく、DTM音源としての使いこなしがなかなか難しいのが現状です。
また、JV/XPシリーズはクラシック用の素晴らしい音色(オーケストラ、スーパサウンドセット、合唱など)を持っているのですが、シンセサイザとしての使われ方がメインだったためか、クラシック系の情報がほとんどありません。
という次第で、JV-1010を使ったクラシック音楽の素晴らしいMIDIデータが次々と誕生することを願い、このページを立ち上げることにしました。内容は
- JV-1010の勧め
- 拡張カードについて
- MIDIシーケンスの作り方
- Sysex Editor mainly for JV-1010
- JV-1080/2080バルクダンプ&CC全解説
- リンク集
(以上1999年9月)
- WinJVの日本語の公式サイト
(1999年11月追加)
- DTMユーザのためのJV-1010の使い方その1
- DTMユーザのためのJV-1010の使い方その2
- JVを使った制作作品(デ・プレ、カベソン、バッハ、モーツアルト)
(2001年7月追加)
から成ります(クリックすれば該当のページに行けます)。海外にはJVの情報サイト、いろいろあるのですが、日本にはあまりないようなので、ポピュラー系の方にもお役に立つかと思います。
また、「Sysex Editor mainly for JV-1010」で公開するシステムエクスクルーシブエディタはJV-1010用に開発したエディタですが、他の機種で使うこともできます。オープンソース型のフリーなSysexエディタですので、ダウンロードして、ご自由ににお使い下さい。JV-1010をDTM音源として使いこなす情報はまだ少ないので、皆様から有効な情報をいただきたいと思います。クラシック用のいいパッチがあるからどうぞとか、このイフェクトこういう具合に使えるとか、あそこにいい情報があるよとか、このページのここが間違っている、こうすればいいという情報を募集します。
せっかく来たのだから、マンデルブロ音楽を聴いて帰りましょう(^^;;。ここをクリック。
このページの内容はローランド社のマニュアル、海外のウェブサイト情報、実機での実験結果に基づくものであり、全て無保証です。ご利用は自由に行なっていただいて結構ですが、内容に関して作者は一切責任を持ちません。リンク/転載は自由ですが、著作権は全て作者に帰属するものとします。リンク/転載時には時後で結構ですから作者にご連絡ください。