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WinJV/WinXPについて
WinJV と WinXP はRoland社のJV1080/JV2080 音源と XP50/XP60/XP80 ワークステーション用のフリーフェアのエディタ/ライブラリアンです。
特長 (Dec.'98 時点) 大画面表示したい場合はここをクリック
- Win31 と Win95/98/NT で動作(ロングファイル名をサポート)
- FileManager/Explorer からの Drag & drop をサポート
- コンパクトなハード構成で動作可能
- Patch バンクの構成機能
- Patch/Performance/Rhythm ビューワー
- Midi パッド機能 (コントローラ付で TESTボタンを右クリックすると動作します)
- 全ての JV/XP シンセサイザの sysex に対応
- .MID, .WRK, .SVDなど主要なファイルフォーマットからの Patch/Perf/Rhythm のインポートが可能
- JV-80/880/90/1000 からの Patch のインポートが可能
- Sysex を MIDI Format 0 へ変換可能
- Patch と Rhythm を MIDI Format 0 形式でエクポート可能。Performance を MIDI Format 1 形式でエクポート可能。
WinJV は JV-1080 sysex の個人的な使用目的で作りはじめたものです。しかし、ネットワークを介して多くの方々に様々の方法で開発を助けいただきました。もし、このソフトが役に立つものになっているとしたら、これらの支援者の皆様のおかげです。とりわけ次の方々には厚くお礼申し上げます。
謝辞
Chris van Oijen, Dave Churcher, C.K. Lee, Andi Giese, Ben Tubb, Geir Kilsti, Juan Carlos Macho, David Peters, Frank Winkelmann, Kostas Lialiambis, Matthias Kopfermann, Khan Klatt, Richard Whitehouse and all the JV1080 mailing list by Mark Vitek.
WinJV は Visual Basic 3.0 で開発されています。VB 3.0 は良い開発ツールですが、できる限りコンパクトに作り、十分な処理速度を確保するため、主要な部分については、VB3に組み込まれているファンクションを使わず、WindowsのAPIを直接呼び出しています。
初めに
例えば、Midi 処理は Windows の内部のマルチメディア機能を直接呼び出し、実行されます。
WinJVはもともとは私自身の個人使用のために開発されていましたが、96年の2月に public domain software としてネットワークで公開しました。今では、WinJV は私が予想していたよりはるかにパワフルなものに変わっています。WinJV に支援と助言をしていただいたを世界中のネットワークの友人達に感謝します。そして、なんと WinJV はまだフリウェアなのです ! このパッケージはオリジナルの内容を変えなければ、自由にコピーし配布していただいて結構です。
WinJV は高度な品質基準とフォールトトレラントなソフトウェアの要求に適合させて開発されています。各バージョンは数多くのテストされた上で公開されています。しかし、このソフトは無保証('as is')なソフトであり、作者はこのソフトの使用によって発生したいかなる損害にも責任を負わないものとします。
WinJVのビューワー(Patch バンクの構成機能を含む)は、直接、シンセのパーマネントメモリを書き換えるようなデータは送りません。テンポラリメモリのみ利用します。パーマネントメモリを修正するには SysEx バッファをパーマネントメモリに送り込む何らかの操作が必要です。
使用方法
WinJVはマウスのドラッグ、ドロップ、左クリック、右クリック、ダブルクリックによって操作されます。セルの値を+/-キーによって増減させる操作の除き、WinJVの大部分の機能はキーボードから操作することはできません。隠し機能として Patch ビューワーに GOTO メニューがあります。TONES ボタンの上で右クリックしてみて下さい。
例えば貴方が XP80 のユーザで、JV2080 のPreset-E バンクのパッチを聴いてみたいとします。
操作例 注意: 全てのバンクは直接 XP80 に送られるか(sysex バッファを Send した場合)、XP80のバンクとしてディスクに保存されるか(Organizerのファイル名を右クリックした場合)です
- Preset-E バンクのパッチをダウンロード (パッチはGeir Kilsti's サイトに有ります)
- ダンウロードしたバンクをWinXP80を使い、WinXP80の sysex バッファにロード
- Organizer ボタンをクリック (patch バンクは自動的に指定アドレスのバンクにロードされます)
- 構成一覧の聴きたいパッチを右クリック (又は、パッチ名をダブルクリックして、パッチビューワを呼び出してもよい)
- ポップアップメニューで "Send as Temp" を選ぶ
- こうして、パッチはテンポラリ領域にロードされ、演奏可能となります。テストボタンを左クリックするか、右クリックするか、キーボードを使って演奏できるように Midi Thru を有効にして下さい。
適切に動作する midi のパスがシステムに存在し、シンセの Midi In と Midi Out ポートが問題なく動作しているものとします。他に WinJV を動かすのに必要なものは
必要なハードウェア構成 もし貴方が速い 386 と 2 メガの RAM と standard VGAしか持っていなかったらどうなるか。そうですね、やってみたらどうでしょう。動くと保証はできなけど。CPUパワーが必要となるのは、主に Midi In (Midi データのダウンロードと Midi Thru)の部分です。Midi Thru オプションも試してみて下さい。もし聴感上の遅れが発生しているなら、貴方のPCは遅過ぎるということです。また windows の enhanced mode より standard mode (win /s)で試してみる方がいいかもしれない。
- OS : Win31以降
- CPU : 486以上
- Video : 800x600 - 16 カラー以上
- Memory : 4/8 メガバイト
- HD : 1 メガバイトの空領域 (sysex データの保存領域を含む)
作者の環境はどうかというと、486/66、16 メガの RAM、1024x768x256 (大きいフォント) sVga で WinJV を動かしています。JV-1080 は Sound Blaster 16 と MPU-401 経由でつながっています。"double Midi In" はとても便利ですよ。これを使うとマスタキーボードと PC を同時に利用することができるので。
WinJV をインストールするのに特別なセットアップは不要です。ディレクトリを作って、全てのファイルをそこに入れるだけ。その後、*.VBX と *.DLL ファイルについては、windows\system ディレクトリに移して下さい(これをやらないと"this DLL is outdated" とか "that DLL is not properly initialized"というエラーになるはずです)。 もし、windows の systemディレクトリに移そうとする VBX/DLL ファイルが既に存在する場合は最新のものを使って下さい。
インストール時の注意事項
WinJV をダウンロードしたければ、ここをクリック(英語のオフィシャルサイトに行けます)
ダウンロード
WinJV だけがネット上で利用できるのフリーのエディターというわけじゃありません。WinJV/WinXP links page をチェックしてみてください。また Geir Kilsti!さんのパワフルなツールも見逃しちゃいけません。
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