Mandelboit music

マンデルブロ音楽とはマンデルブロ集合を音楽化したものです。マンデルブロ集合の乖離値が作曲規則に従って音楽に変えられます。

1996年11月にニフティサーブ(日本で一番大きい商用BBS)の「猿でもわかる現代音楽」というフォーラムで、山本準さんが「マンデルブロ集合で作曲された音楽ってあるのかな。あるなら、聴かにぁならん。無いなら、作らにゃならん。」と発言され、、マンデルブロ音楽プロジェクトはスタートしました。

リンクされていないWavファイルは作成中です。
情報は古文書館でもゲットすることができます。よろしけれ僕の古いサイトをアクセスしてみて下さい。英語だったらここ, 日本語ならここ.


マンデルブロ音楽の作り方

これは僕の古文書館へのリンクです。リンク先で「マンデルブロ音楽の作り方」を閲覧することができます。

“How to compose Mandelbrot Music”

マンデルブロ音楽の作り方

マンデルブロ音楽アラカルト

マンデルブロ音楽アラカルト
はマンデルブロ音楽のアラカルト・メニューです。1996年から1999年に作曲された音楽を集めています。最初期のCakewalk Calによる試作、マンデルブロ・プログラムのテーマ音楽、マンデルブロコード進行による「蛍の光」と「シャズブルース」など。 このページでマンデルブロ音楽の面白さがお分かりいただけるかと思います。

Cakewalk Cal によるマンデルブロ音楽(1996)

マンデルブロ音楽プログラムのテーマ(1997, 1999)

マンデルブロ版“蛍の光”(1998)

マンデルブロ風ジャズブルース(1998)

マンデルブロの笙(1997 & 2008)

微分音ピアノのためのマンデルブロ組曲第 1 (1996)

マンデルブロ組曲第 1
はマンデルブロ集合による最初の作品です。
マンデルブロ・プロジェクトですけど、最初(1996年末)はCakewalkkのマクロでスタート。スクリプト言語、あまりの処理の遅さ(P5 Pentiumでテーマ1を生成するのに、1時間位かかった;;^^^)。懲りて、DOSのプログラムに変更(1997年初め)。操作性が悪いので、Windowsプログラムに変更。という経緯で、16Bits version の mandelbrot.exe 使って、作曲しました。全曲の演奏には、12曲 40分かかります。



微分音ピアノのためのマンデルブロ組曲第 2 (1997)

マンデルブロ組曲第 2
は mandbrot.exe による2番目の作品で、22曲からなり、全曲を演奏するには1時間以上かかります、マンデルブロ音楽のエスニック拡大版です。 順番に聞いていくと西から東に旅をするというこになります。



サリガマンデル音楽 –「サリガマの油売りオーケストラ」とのジャムセッションために



サリガマンデル音楽
は「サリガマの油売りオーケストラ」のために作曲された作品です。「サリガマオーケストラ」はネットワークを使った即興グループです。1998年、「サリガマ」を主催しているイゴール辻より、この即興演奏にマンデルブロ音楽を参加させないかと誘われました。これらの作品はその時作曲されたものです。コンピュータの音楽にあわせて、「サリガマ」のメンバが即興で演奏しました。
このページでは1998年6月の GaMaGaMa セションのために作曲された「マンデルブロ組曲第 3」と1998年9月にPaDaPaDa セションのために作曲された「マンデルブロ組曲第 4」、及びそれらのジャムセッションに関連して作られた曲を公開します。

マンデルブロ音楽プログラム#1のテーマによるサリガマンデル変奏曲(1998)

サリガマンデル変奏曲
は「マンデルブロ組曲第 3」と同じ時に作成された曲です。サリガマ音律の比較のための、マンデルブロ音楽プログラム#1のテーマによる変奏曲集です。音楽化かする地点は同じで、音律、テンポ、リズムなどのパラメータを変化させることで、音楽がどのように変わるか、とても興味深いと思います。

SaRiGaMa の即興のための「マンデルブロ組曲第 3」(1998)

マンデルブロ組曲第 3
は 16 ビット版の mandbrot.exe で作られた最後の作品です。この曲の主な特徴はサリガマ音律と新たに導入されたテンポルバート手法(クセナキスレート)です。16 ビット版のプログラムを機能拡張して対応しました。ただ、これらの機能は32ビット版に統合されたのでこの拡張したプログラムは公開していません。
サリガマ音律の詳細については上のリンク先のページ内に記載しておきました。クセナキスレートの詳細についてはアラカルトのページを参照して下さい。


SaRiGaMa の即興のための「マンデルブロ組曲第 4」(1998)

マンデルブロ組曲第 4
は 32ビット版の Mandel32.exe を使った最初の作品です。曲の特徴はサリガマ音律とクセナキスレートなので、組曲第 3と同じですが、いろいろ試行錯誤した結果でより徹底し、もっとマンデルブロ的な作品にできたかかなと思います。

マンデルブロ組曲 #4 第2ヴァージョン 98.09.15
は「マンデルブロ組曲第 4」とあわせて作曲された曲です。だから、第 4と同じ特徴をもっていると思います。

インタネットでの「マンデルブロ音楽」共有の取り組み

インタネットでの「マンデルブロ音楽」
のページでは2000年に「サリガマ油売りオーケストラ」を主催していたイゴール辻さんのリクエストで作った曲を公開します。これらの曲はインタネットでマンデルブロ音楽を共有しようという試みで作りました。作品は以下の三つの機会に演奏されました。

2000年2月5日東京、阿佐ヶ谷 Penguin DJ のための音楽

2000年2月8日、高円寺、東京における「微分音と即興」のコンサートのための間奏曲

サクラ対マンデルコンサートのための音楽(2000年6月22日)

Discovery Channel online でのインタビューの記録

Discovery Channel online でのインタビュー
は1998年10月の電子メールでのインタビューの記録です。この質疑応答は32ビット版の Mandel32.exe のヘルプファイルで公開していましたが、日本語版はなかったので、公開します。マンデルブロ音楽の理解の参考になれば幸いです。

last updated May. 2019
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