皆様
twlさんのご指摘のsdカードのクラスタ破損の件は僕もその可能性はあるかなと思いました。ただ、複数のメーカのカードで問題が発生していることから、全てがこの原因ではないだろうと考え、書きませんでした。
多分、Transcendのカードで最初駄目だったオリジナルのイメージがブートできるようになったのはこの件に起因すると思っています。TranscendのカードはCubox1Gでの確認ですが、問題なかったものなので。逆にSilicon Powerは駄目だという報告があったのですが、コウさんのところではOKということなので、不思議だなぁと思っています(多分、メーカー内の機種の違いによる差だと思います)。
あと起動最初のuimageが読み込めないで止まっている場合と起動途中のrootfsが読み込めないでパニックになる場合は分けて考えるべきと思います。前者はカードへのイメージの書き込みが正しく行われていないことが原因ですが、後者はカーネルの問題である可能性がありますので。
従って、ArchLinuxの件はブートの最初で止まったのであれば、再確認されるのがよろしいかと思います。これがuImageの読み出しのところで止まってしまうといのは、かなり変ですから。
コウさん
直前のメッセージを書いていて、boot.scrのrootdelayを大きくしてみる手はあるかなと思いつきました。試してみて頂けますか。やりかたは雛祭り版を使いrootでログインして
wget -O boot-test.scr http://www.symphonic-net.com/kubotayo/cgi-bin/downlog.cgi" target="_blank">http://www.symphonic-net.com/kubotayo/cgi-bin/downlog.cgi\?edata/boot-test.scr
cp boot-test.scr /media/boot/boot.scr
です。rootdelay を 3 -> 10 にしてあります。
yoさん こんばんは。
rootdelay10のログ最後の14行です。
kirkwood-spdif-audio kirkwood-spdif-audio.1: dit-hifi <-> kirkwood-i2s.1 mapping ok
TCP: cubic registered
NET: Registered protocol family 17
Key type dns_resolver registered
VFP support v0.3: implementor 56 architecture 2 part 20 variant 9 rev 5
ThumbEE CPU extension supported.
rtc-mv rtc-mv: setting system clock to 2013-05-10 12:18:54 UTC (1368188334)
ALSA device list:
#0: Kirkwood SPDIF
Waiting 10sec before mounting root device...
VFS: Cannot open root device "mmcblk0p2" or unknown-block(0,0): error -6
Please append a correct "root=" boot option; here are the available partitions:
1f00 4096 mtdblock0 (driver?)
Kernel panic - not syncing: VFS: Unable to mount root fs on unknown-block(0,0)
使用したSDカードは、Buffalo4(4)、Transcend8(6)、Sandisk4(6?)の3枚。
オプションなしでp1、p3にfsck、p2にxfs_repairを行いfsckはclearの文字、xfs_repairは
phase7までmsgが出ましたが、修復は走りませんでした。
追伸 ---------------
Arch Linuxを展開する単一パーティションのファイルシステムは、partedでパーティションを
すべて削除した後、
mkpart
p -> ext3 -> 1.000MB -> 1599.999MB
パーティション1をブート可能にセット
set 1 boot on
終了
q
フォーマット
sudo mkfs.ext3 /dev/mmcblk0p1
sudo tune2fs -c 0 -o journal_data_writeback /dev/mmcblk0p1
でよいでしょうか?
よろしくお願い致します。
twlです。
> -snip-
> sudo mkfs.ext3 /dev/mmcblk0p1
> sudo tune2fs -c 0 -o journal_data_writeback /dev/mmcblk0p1
もしかしてこれはCubox上でArch Linuxインストール用のSDカードのext3フォーマットをされようとしているのでしょうか。私はこの経験がないので間違った質問であればお許し下さい。
Ubuntuなどが動く別のLinuxマシンでフォーマットする場合には、私は上記のmkfs.ext3しか行っていません。また、microSDカードをUSBメモリースティックとして扱える専用のUSBソケットアダプターがありますので、それを使用されればこのLinuxマシンのUSB経由でSDカードを楽にフォーマット、Arch Linuxのtarballのコピー解凍、およびboot.scrの編集など、すべての作業が一度にできるのですが...。検討違いの指摘でしたらお許し下さい。
twlさん、こんばんは。
pc上のubuntuで作業しています。先程fdiskで最大領域を確保しブートフラグを立ててから
mkfs.ext3を行った後、ArchLinuxを展開。cuboxで起動してみました。
やはりkernel起動でkernel panicになるのでboot.scrというのか、yoさんの384/boot2.txtの
rootfsの位置を編集等してみましたが、理解不足から状況は変わりませんでした。
頭を冷やして振出しからやってみます。
twlです。
> pc上のubuntuで作業しています。
了解いたしました。とすると、その前の2759で書かれていた、
> mkpart
> p -> ext3 -> 1.000MB -> 1599.999MB
> パーティション1をブート可能にセット
> set 1 boot on
> 終了
の部分が気になります。
私はディスクの消去やパーティション作成にはfdiskしか使わず、partedコマンドは使用したことがないのですが、このコマンドはMPD on Cubox(9)の記事においてyoさんが紹介されているのですね。
partedやmkpartオプションをgoogleで調べると、確かにext3タイプのフォーマットやパーティションも可能なようですが、man partedでpartedの機能を見ると、基本的にはext2タイプのフォーマットが対象で、ext3タイプの形式は含まれていないようです。従ってそのような状況で作られたディスクをmkfs.ext3することには問題がある印象を受けます。もしかしたら私が誤解しているのかもしれませんが、その場合には是非ご指摘下さい。
それはそれとして、一度fdiskで1パーティションのディスクを作り、それに対してmkfs.ext3されてはいかがでしょうか。
twlです。
> それはそれとして、一度fdiskで1パーティションのディスクを作り、それに対して
> mkfs.ext3されてはいかがでしょうか。
コウさん。大変失礼しました。No.2761での
> pc上のubuntuで作業しています。先程fdiskで最大領域を確保しブートフラグを立ててから
> mkfs.ext3を行った後、ArchLinuxを展開。cuboxで起動してみました。
と書かれてあるのを見落としていました。fdiskでのフォーマットでも同じ結果になるとなると、やはり振り出しに戻らざるを得ないような状況ですね。
フォーマットに使用されているUbuntuの動くPCには/dev/mmcblk0p1として認識できるようなSDカードのスロットがあるのでしょうか。私がUbuntu用に用いているノートブックにもSDカードのスロットがあるのですが、ここに挿しこんでもSDカードとしては認識してくれませんので(Ubuntu 12.10の環境ですが)、SDカードをUSBアダプターを入れた状態で/dev/sda2とか/dev/sdb1といった通常のデバイスとしてフォーマットやパーティションをしています。
現在のところ、私の環境からお知らせできるのは以上のようなものですが、ほとんどお役に立てず失礼しました。
皆様 お世話になりました。
Cubox2Gのusb#0(上)にuSDカード、usb#1(下)にhiFaceセットで、音楽が流れだしました。
uSDカードスロット関係に原因がありそうです。
イメージ書込みに失敗しているかもと、ご報告の後にもBuffaloのBSCRMSDCBKというuSD専用
USB2.0/1.1フラッシュアダプタを購入してみたものの結果はNGでした。ただこのアダプタは
小さいのでCuboxのusbに差しても他のコネクタの邪魔になりません。
昨夜からジミーちゃんのように頭を掻きむしりたい状態でArch Linuxを作ろうともがいてい
ました。この時、ちっこいアダプタはubuntuではmmcのアイコンでなくメモリスティックの
アイコンで、twlさんの言うとおり/dev/sdcxと認識していました。
煮詰まった私は、Arch Linuxの入ったちっこいアダプタをCuboxのusb#0に差してCuboxの電源を
入れたところ、loginまで立ち上がったのです。(慌てました。パスワードを知りません。)
そこで、Arch Linuxのboot.scrを参考にyoさんの雛祭り版のboot.scrをmmcからusbへアクセス
するように書き換えたら、見事起動し音楽を聴くことができました。
私のCuboxが壊れていたという結果でした。
ご親切にお気にかけアドバイスして頂いた皆様、本当にありがとうございました。
コウさん
トラブル解決おめでとうございます。
mmcハードの問題でしたか。何で11月版はOKでそれ以外はNGになったのかという謎は残りますが、とりあえず解決され、よかったですね。「mmcが駄目でも、usbがあるさ」というのは貴重なノウハウですね(^^)。boot.txtの内容を教えて頂ければ、他の方の参考になるかと思います。
>boot.txtの内容を教えて頂ければ、他の方の参考になるかと思います。
煮詰まった頭で感じるままにフォースの力で作業したので、誤りがあったらご指摘ください。
Arch Linuxのboot.scrのいろいろな場所からbootする設定が参考になりました。また、Buffaloの
SDカードアダプタBSCRMSDCは/dev/hdax形式で認識します(機種固有なので読み替え願います)。
PC上のubuntuの端末(ターミナル)でyoさんの雛祭り版のboot2.txtを次のように変更しました。
・usb start(2行目)を追加(これを入れないと起動しなかった。)
・root=/dev/mmcblk0p1のmmcblk0p1(3行目)をsda2に、ext2load mmc(5行目)のmmcをusbに変更
これをboot.usb.txtというファイル名で保存。
------------------------->8----------------------------------
echo ======== Setting bootargs ========
usb start
setenv bootargs 'console=ttyS0,115200n8 vmalloc=96M root=/dev/sda2 rootdelay=3 --no-log --verbose'
echo ======== Loading kernel ========
ext2load usb 0:1 0x00200000 /boot/uImage
echo ======== Booting kernel ========
bootm
------------------------->8----------------------------------
保存したboot.usb.txtを<<MPD on Cubox(2)-2012/10/07>>の記事そのままのパラメータでboot.scrを
作成しました。
mkimage -A arm -O linux -T script -C none -a 0 -e 0 -n 'Boot setup script for SD' -d boot.usb.txt boot.scr
できたboot.scrを雛祭り版の/boot(最初のパーティション)にコピー。(boot.scrのアクセス権は755)
注意!!
雛祭り版はカーネルやディストリを選択できます。上の変更を行って不用意に選択を
変えると迷宮にハマります。そう私はこれから何度目かの振出しに戻ります。('jjj`)
コウさん、CuboxでのMPD起動、おめでとうございます。何もお役に立てませんでしたが、SDカードのUSBアダプターがこんな形で問題解決の糸口になるとは考えておりませんでした。
過去の起動状況からはCuboxのSDカードスロットはおそらく完全に壊れているのではないようです。Cuboxの電源の環境によっても変わる可能性があるかもしれませんが、これは先の課題、しばらくはCubox-hiFaceでの音楽をお楽しみ下さい。
twlさん こんばんは。
挫けそうな気持ちの時に助言を頂けるのが一番の力になりました。ありがとうございました。
添付の電源アダプタ、小さいのに5v2Aって怪しいですよねぇ。
起動トラブル回避できてよかったです。旅先のipadで土曜深夜に見ました。
とりあえずはarch linuxにyanさんパッチの当たったmpdの「ちょっとすごいと思ってしまうくらい」(fHitoさん、私も賛同)上質な音楽を堪能してから・・・次ですかね。
yoさんご指摘のように、sdスロットの接触不良とするには、挙動が変ですよね。謎ですね。
syuさん こんにちは。
Cuboxで聴く音楽っていいですね。DSDやArch Linuxではどんな音になるのか想像も
つきません。
uSDカードスロットの挙動はホントに摩訶不思議です。皆さんも電源に期待されて
いるでしょ? ん~踏み切れません。今はCuboxの音に包まれ呆けた虚脱感に浸って
います。ごめんなさい。
昨日一日はmpd.confの設定にハマっていました。暫くしたらyoさんのCuboxの記事に
始めから挑戦してみます。(電源かぁ、あっダメダメ)
こんばんは。コウです。
boot.scrをusbから起動するように変更した後の追加情報です。
LED表示
yoさんの記事<MPD on Cubox(13)>の中でLED表示の動作が説明されています。
私はubuntu(sda2)を起動しており、LED表示はブート時/etc/rc.localで起動さ
れます。この/etc/rc.localの記述のなかにmmcblk0p1をマウントする部分があり
ますので、これはsda2に変更する必要があります。
selbootやselpartの仕組みが理解できたら、各boot.scrの元やLED表示関係も整
理したいと思います。
電源
5v1Aの電源アダプタがありました。雛祭り版を起動しましたが付属電源と同じ
所でkernel panicとなりました。素人考えですが、電流が1Aなので参考にはな
らないですね。2Aより大きい電流容量の電源を試さないと分からないのかもし
れません。
CuboxのマイクロSDカードスロットの具合が悪く、雛祭り版lightMPDその他のカードで起動しなくなりました。また、muboxのインストーラー(USBメモリ)でマイクロSDカードにインストール使用としても、カードを認識してくれません。
困っていたところ、コウさんが2767でUSBメモリからの起動方法を書かれていることを知り、試したみたところ、見事に
MPDが起動しました。これを知らなければ、Cuboxをゴミとして捨てるところでした。
有り難うございました。