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Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:yo 投稿日:2017/06/18(Sun) 20:07 No.5882

donuts.shop73 さんのシステムを参考にして、僕が公開しているBB用 Boticized lightMPD UPnP版とlightMPD UPnP-Adapter版を使って「usb-otg タスキ掛け接続」出来るようにしました。音はほぼ同じ、安定度もOKです。スクラッチか、buildrootかという違いはありますが、同じlightmpdをベースにしているので、当然ですかね。

ただ僕の方は問題点があって、BBG(player)からBBB(adapter)に電源供給し、BBGを先に立ち上げないとBBB(adapter)側のusb-otg回線のipアドレスが適切に処理されません。usb0、usb1回線共にipアドレスが10.0.1.1になってしまうのですよね。

usb-otg回線ですが、複数回線ある場合は非同期にlinkupすることが出来ないようで、相手側の立ち上げを待ち合わせてlinkupするする必要があるようです。このあたりの処理は/etc/init.dにあるS40networkで行っています。僕の版ではオリジナルを修正するのは恐れ多いので、自前のmyscipt.shで行っていたのですが、今回の改修では、待ち合わせ同期をとる必要があるので、donuts.shop73 さんがオリジナルのS40networkを修正したもの使うことにしました。

ところがplayer、adapter共に修正したものに入れ換えると上手くいかないのですよね。adapter側の /etc/init.d/S40network をオリジナルのままにして、上記のように立ち上げ順序を守らないとうまくいきません。電源を供給する側がusb-otg回線立ち上げシーケンスでの同期の主導権を確実にとるようにしないとダメということになります。donuts.shop73 さんのシステムだと、こういう制約なしに立ち上げることが出来るのが不思議です。S40network以外に同期処理に関して何か魔法の呪文があるのですかね。不思議だなぁ。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:donuts.shop73 投稿日:2017/06/20(Tue) 21:21 No.5883

yoさん

理屈は深く考えずに動くように設定しているだけですので、私の環境での動作を整理しておきます。何かヒントになれば良いのですが。

(1)lightMPDのネットワーク設定について
 ・設定はすべてlightmpd.confで行います。
  ※デバイス名に対してIPアドレスを指定するため、ずれることはありません。
 ・起動時の/etc/network/interfaces設定は、syssetup.scmで行います。(/etc/init.d/S00setupvarから呼び出し)
 ・ネットワークの設定(起動)はS40networkで行います。
  usb0(親)は起動と同時に認識されますが、usb1(子)は相手の親と同機がとれるまで認識されません。
  usb1が認識されるのを待って`ifup -a`を実行します。

(2)upmpdcli起動タイミングについて
 私の環境では、upmpdcli起動時にmpdが死んでいるとupmpdcliが正常に起動されません(通常8本くらいのスレッドで動作していますが、スレッドが生成されません)。そのため、upmpdcliの起動時にmpdの起動チェックを入れています。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:yo 投稿日:2017/06/21(Wed) 20:53 home No.5884

donuts.shop73 さん

アドバイスありがとうございます。
usb-otg回線のオープンの同期の問題はなんとかクリア(ipアドレスの設定ミス)したのですが、今度は再生を開始できないという問題につかまっています。
自作のadapterと自作のplayerをたすき掛け接続した時だけ発生し、自作のadapterとdonutsさんのplayerとかその逆という場合は発生しないという奇妙な状況なので、思案投首状態ですね。ウーム。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:ja7jtz 投稿日:2017/07/16(Sun) 00:17 home No.5890

donuts.shop73さん
都合により1月以上,自宅から離れていたので,スマホでusb-otgのタスキ掛けの投稿を見て,歯ぎしりをしておりました。
ようやく自宅に戻ることができたので,さっそくダウンロードし,BBG=BBG+B3D_A4495にインストールしてみました。電源はIOデータのUSB-ACADP5から供給しました。
はじめは起動しなくて困りましたが,Toshiさんの投稿からヒントを得て(MLOの書き換えはしていないので)S2を押して起動する代わりのジャンパーを抜いたところ,見事?起動して音出しをすることができました。DSD128,WAV24bit96kも問題なしです。音は太くて落ち着いた感じがします。
通常はMicroSDから起動するためにはS2を押す必要があるのですが,何故でしょう。
ともかく,donuts.shop73さんの技術力には感服いたします。ありがとうございました。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:yo 投稿日:2017/10/08(Sun) 20:03 home No.5971

digififanさんが4.9.38対応の botic kernel patch とパッチをあててコンパイルしたzImageとdtsを公開されています。パッチは 4.8版の boticを無理矢理 4.9 対応させたもので、エラーも残っているので、評価版としての公開です。評価版の内容については下記のページに詳しく解説されています。
https://sites.google.com/site/digififan/home/digifi-labo/beagleboneno-shengki-canri-zuo-zhan" target="_blank">https://sites.google.com/site/digififan/home/digifi-labo/beagleboneno-shengki-canri-zuo-zhan

ページの内容から判断すると、以前に inthedarkさんが 4.9化された方法を正攻法にして、対応させたという感じですかね。Boticized lightMPD UPnP版で試してみましたが、問題なく動きます。
音の印象も inthedarkさんの実験版と同じような感じで、多少「無理してるな」という感じはしますが、なかなか良い音だと思います。そういえば donuts.shop73さんの版も 4.9化されていましたね。

digififanさんがzImageとdtsをzip化したものが公開されていますので、入れ換れば、動きます。こっちの方が楽なので、僕はこれで試しました。やり方は
- zipファイルを解凍した/bootの内容をそのままUPnP版のplayer側の/bootにコピー
- uEnv.txtを以下の通り変更

##kernel_file=/boot/zImage-botic-103-v03-h
kernel_file=/boot/zImage-xenomai
#kernel_file=/boot/zImage-rt
(rtカーネルにしたい場合はコメントイン・アウトを一行上とひっくり返す)
##fdtfile=am335x-boneblack-botic-103-v02.dtb
fdtfile=am335x-boneblack-botic.dtb

xenomai版が聞けるのは興味深いですね。音はrt版と差はないという感じですが。

digififanさんのパッチを僕のUPnP版に適用するつもりはありません。試してみたい方は上記の方法でパッチを適用したのと同じ結果となりますので、お試し下さい。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:moct 投稿日:2017/10/09(Mon) 12:50 home No.5972

yoさん こんにちは
私もinthedarkさんの方法で4.9化しています。
arch linuxに対応させるため、rtやxenomaiパッチをかけた後,
linux-upstream_botic(botic7オリジナル)より
/include/sound
/sound/soc/codecs
/sound/soc/davinci
/sound/soc/generic
を入れ替え
/arch/arm/boot/dts
/firmware
には不足分をコピーしてからコンパイル(zimage,dtbs,firmware)しています。
コンパイルは通りますが、この方法だと肝心のam335x-boneblack-botic.dtbができませんが、これは4.8のやつがそのまま使えます。強引ですがこの方法で作ったカーネルを半年以上使っていて不具合は出てないのでよしとしています。

xenomaiですが、topで見ると挙動が完全に変わるようですね。Threadsが10以上少なくなりますし、load averageが使用時間とともに1.0に張り付いてきます。どうも使用時間とともに最適化されるようで、起動からその状態になるまで音が少しずつ変化していくような気がしています。rtのパラメートを追い込んだ様な音がはじめから出てきますから少し使ってみようかと思っています。
アップロードしてある最新版のカーネル(rt,xenomai sの方)にはOTGのドライバを組み込んでありますから、UPnP版のplayerにして遊んでみようと思っています。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:oyajin 投稿日:2017/10/09(Mon) 13:14 home No.5973

こんにちは。
digififanのimageをyoさんのUPnP版のplayerの/bootに
コピーして起動はしましたが、ダブルラインでpalyer側に
usb0ができず、usbラインの接続がうまくいきません。
telnetでplayer側に入っていますが、確認する方法が
ありましたらご教示くださればありがたいです。
よろしくお願いします。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:yo 投稿日:2017/10/09(Mon) 16:47 home No.5974

moct さん、お久しぶりです。

確かに、inthedarkさんの方法はNelson版(Upstream)の4.8をベースにされているので、digififanさんのパッチとは多少異なるということになるのかもしれませんね。
もっとも、このへんは digififanさんが次期のBB用lightmpdはNelson版ベースにするつもりと宣言されていますので、どっちが正解かはよく分かりません。

xenomaiは面白そうですね。僕もサイトの方で実験しているr-pi3用のarch linux UPnPシステムでビルドしてみようかなと思っています。
しかし、音楽用にロボット用OSを試してみるというのは digififanさんらしい凄い発想ですね。今のところビルドがかなり制約されるので、難しいこともありそうですが。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:yo 投稿日:2017/10/09(Mon) 16:49 home No.5975

oyajinさん、こんにちは。

digififanさんのimageはusb-lan(ethernet)変換アダプターのドライバを含んでいない可能性が高いですね。
プレーヤ側でifconfigとやって eth1 が表示されないとすると含まれていません。
リンク先のページの通り、自力でカーネルをビルドすれば、なんとかなると思います。

僕はダブルラインモードは捨てて(^^;;;、ether-etherのシングルラインモードで使っています。
シングルラインモードにしている理由はdigififanさんも指摘されていますが、BBのUSB性能が弱いことです。i2s接続だから、USB性能は関係ないだろうという意見があるのは承知していますが。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:oyajin 投稿日:2017/10/09(Mon) 18:15 home No.5976

yoさん ありがとうございます。
カーネルビルドについては気長に調べてみます。


Re: Boticized lightMPD UPnP版を公開しました(4) 投稿者:Fletch 投稿日:2021/05/23(Sun) 09:13 home No.8118

donuts.shop73さん
みなさん
古い投稿への返信で恐縮ですが、USB-OTGでの環境を構築できました。Standaloneでのものより静けさ・解像度があがり、満足しています。データや情報ありがとうございまいました。
ここの情報がなければ、自力での対応は難しかったと思います。



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