GigaStudioのtweaks

GigaStudioのインストールと環境設定のtweaks(裏技)ですけど、僕がやった範囲で簡単に。詳しくは前のメッセージで紹介したサイトにいろいろな情報があります。

まずは、ハードの設定

  1. ハードディスクはDMAアクセスONで使う。

  2. ハードディスク2台構成のシステムにして、速い方のディスクにgig(音色)ファイルを置き、遅い方にシステムとGigaStudioを置く。

  3. システム側のディスクはパーティションを二つ作り、98-98のデュアルブート構成にして、速い方(最初のパーティション)にGigaStudioを置く。パソコンをGigaStudio用にdedicate(専用化)させるのならデュアルブートは不要ですが、他の目的にも使うのであれば、後述のOSチューニングするために、デュアルブートは必須です。

  4. http://hp.vector.co.jp/authors/VA008536/os/
    にmbmというソフトを使ったデュアルブートの方法の解説があります。
  1. MIDI InはPCIバスのものを使う(USB、パラレル、シリアルのものは避ける)。

  2. メモリは最低限128MBが必要らしいです。


次に、OSのチューニング。

  1. 98Liteというソフトを使って、IEとshellを分離し、98のエクスプローラを95のエクスプローラに変える(これ、MSが絶対出来ないって裁判で争っていることをやることになります^^;;;)。

  2. 98Liteについては下記のURLに情報があります。
    http://member.nifty.ne.jp/jp1nom/98lite/index.htm
    このソフトの効果は絶大で、OSを立ち上げただけの状態では、使用可能なリソースが90%を超えます。OS起動のロゴも傑作。シェアウェアですが、十分その値打ちはあります。
    もちろんOSを95にしてしまうという手もあります(この場合、OSR版でFAT32対応のものが必要)。
  1. アニメーションとスムーススクロールを止める(これは上記の98Lite化をしていれば、不要)。

  2. 仮想メモリを実メモリサイズに合わせて最適化させる。この時、ディスクの仮想メモリサイズは自分で指定し、OSのオーバヘッドを減らすため、最小値と最大値を等しくする。ディスクと実メモリに割り当てる容量は使用条件次第。

  3. http://www.outertech.com/
    にあるcachemanというソフトを使うと簡単に設定できます。
  4. ファイルシステムのプロパティでハードディスクの「先読みによる最適化」をなしに、コンピュータの使用目的を「ネットワークサーバ」に。

  5. 壁紙をはずす、スクリーンセーバをはずす、Windowsが勝手に鳴らす音を全て黙らせる。

  6. マルチメディアの設定でGigaStudioの使うオーディオデバイスは「このデバイスのオーディオ機能を使わない」にする。音量ボリュームもタスクバーに表示させない。

  7. タスクトレイに常駐するアプリケーションを可能な限りはずす。時計もはずす。タスクスケジューラをとめる。

  8. CDの自動演奏、自動実行をとめる。

  9. 電源管理を全てオフに。

  10. デスクトップのアイコンを最小限に。
以上、7〜15までの操作の仕方は
http://www.geocities.co.jp/Broadway-Guitar/1748/tips.html
http://www.asahi-net.or.jp/~YJ7K-HGK/pc/Windows/index.html
などを参照。
また、MSのPowerToyのTweaksというプログラムを使えば、簡単に操作できる項目もあります。Tweaksのありかは
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se033966.html?g
です。
  1. LAN、パラレル、USBなど不要なドライバをはずす。カードをはずしちゃうのが一番いいのでしょうが、そうもいかないので、デバイスマネジャで「このハードウェア環境で使用不可」を指定。

  2. レジストリをダイエットする。詳しくは下記のURLを参照。

  3. http://www1.ocn.ne.jp/~nao2/
  4. ディスプレイの解像度を必要最小限に。256色に出来ればいいのですが、GigaStudio側の表示がおかしくなるので、最低限で16ビットHighColor。
  5. システムフォント以外のフォントを全て削除(ただし、シーケンサで使っているフォントは残す必要があります)。フォントの削除の仕方は下記のURLを参照。

  6. http://member.nifty.ne.jp/anfiny/tips/tip/tip038.html
  7. 日本語FEPを削除。最後に残ったやつは削除出来ないので、101キーボードを入れて、日本語キーボードを無理やり削除する(^^;;;。当然、106キーを使っていると、特殊記号はキートップと異なる文字が入力されることになります。
19&20に関しては、英語版のWindowsを使えば、もっと効果があがるはずですが、今のところは見送り。


最後にGigaStudio/Samplerの設定(これは非常に重要です)

  1. 最新のPatchをあてる。

  2. シーケンサはGigaStudio/Samplerに登録して、Giga側から起動する。

以上、まとめるとハード資源をできる限りGigaStudio/Samplerに振り向け、OSのサンプラを動かす以外の無駄を極小化させるということになります。実現すると、無音の愛想もそっけもないWindows環境が出来上がるということになります。

絶対やらなければいけないのが、1,5,21,22。
あとは可能ならやった方がいいというレベルかな。

(March 2001)


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