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このページはGigaStudio/GigaSamplerの2001年7月以降の比較的新しい話題に関するページです。情報源は主にNotherSoundのGigaフォーラムとアメリカのYahoo!にあるGigaのメーリングリストからです。
Garritan Orchestral Strings を使ったサンプルSat, 20 Oct 2001
モーツアルトのディベルティメントK136の第一楽章をMP3 filesのページにアップしておきました。GOSの実力をご確認いただけるかと思います。
Garritan Orchestral Strings を紹介した日本語のサイト
Sat, 20 Oct 2001
ららトークさんが素晴らしい内容のレビュー記事を公開されました。URLは
http://www5.airnet.ne.jp/habata/cd_07.html
です。
Garritan Orchestral Strings 続報 5
Thu, 11 Oct 2001
・レガート奏法の訂正
まず最初に、GOSのレガート奏法についてとんでもない勘違いをしていたので、以前に書いたメッセージの訂正です。
実は昨日の返信で、「レガートの音の立ち上がり(アタック)が強すぎるのじゃないか」というご指摘に「確かに問題ですね」と書いた後、原因を探ろうと初めて(^^;;;マニュアルを丁寧に読んでみて、気がつきました。
以前のメッセージで書いたレガートでの音の鳴り方(普通のレガートの音にアタック音を重ねて鳴らす)、ペダルの使い方(オンでアタック音が重ねられる)についてはその通りなのですが、このアタック音を付与された音の使い方をまったく逆に勘違いしていました(^^;;;。
このアタック音はレガートの最初の立ち上がりの音じゃなくて、それに続くレガートで連続する音に使うのですね。レガートの音だけで連続させると、レガートの音の立ち上がりの部分で音量が不連続になるのをマスクするためにこのアタック音は使われるということです(軽いアタック音を加えることによって、直前の音と同じ音量で音を繋げ、レガート感を出す)。このあたり、マニュアルの4-20から4-22ページに図入りで詳述されています(おっしゃるように、図を見れば一目瞭然ですね)。というわけで、レガートさせたい部分でペダルを踏んで、音を繋げ、レガートを切りたいところで、ペダルをオフにして、音を切るという使い方になります。
ペルトなのですが、実はレガートの所はこの通りやっています(最初、逆でやってみたのですが、レガートにならなかったもので^^;;;)。「何でアタックを付けた音を繋げるとレガートに聞こえるのだろうか、変だなぁ」とは思っていたのですが、それ以上、追求しようとはしなかったのが敗因。まったくお恥ずかしいかぎりでした。
それで、アタックを付加した音はダウンボーのところで使えるはずだと考え、レガートでは無い部分でも使っていました。これがご指摘のレガートにしては立ち上がりが速すぎる音になっていたのですね。これはやっぱりデタシェの音を使うというやり方をしないとダメみたいですね。改版する必要ありです。
という次第でした。まあ、ネットワークを使って、こういうやりとりしていたから、気が付いたわけで、やっぱり一人でやっているより、仲間と切磋琢磨しながら進めた方がいいとう証明でした。
Garritan Orchestral Strings 続報 4
Mon, 1 Oct 2001
・レガートの仕様とペダル
アクセントを付けたい音に対して、短いアタックの成分だけのサンプルを立ち上がりの遅いロングトーンのサンプルの頭に付ける(いっしょに鳴らす)という方法です。
DanDeanの改良されたサンプルを使っておられるとすれば、ご存じだと思うのですが、旧版では立ち上がりの遅いロングトーンしかなかったのですが、改良版では旧版のロングトーンとスタカートの音を合成して早いフレーズにも対応できるようにしています。同じ仕掛けです。
で、レガートの場合、アクセントを付けたい音にこの合成した音を使い、それに繋がるアクセントのない音にはアタックのないロングトーンを使うという方法をとります。
デュレーションでの操作ではアタックは同じなので、アクセントが付かないのですよね(もちろん、ヴェロシティである程度は調整できるのですが)。ペダルを使っている理由はキーボードからの演奏で簡単にコントロール出来ることでしょうね。ペダルを踏むとアタックの効いた音、離すとアタックのない音になります。
ただ、実際にやってみたのですが、本物のペダルも有効になっちゃいますので、結構、演奏は難しいです。アクセントを付けたい音の直前でペダルオン。鳴ったら、すぐペダルオフしないと不自然になりますので、結構疲れます(^^;;;。
Garritan Orchestral Strings 続報 3
Sun, 30 Sep 2001
曲を作ってみて分かったのですが、このサンプル、使いこなすには、メモリは最低で1GB位必要ですね。
弦5部のlongの音をローディングするだけで、メモリは100%を突破してしまいます。仕方がないので、VibrateとNone Vibrateのlongの音だけとりだして、容量を削減したGigファイルを作り、なんとか詰め込みました。しかしそれでも、
XsampleとDanDeanのVn&Vaのサンプルを読み込ませたら、メモリ使用量は94%。これで、Short音やピチカートとかハーモニクスの音を入れたら、512MBでは完全にパンクします。オーケストラやろうとなると、2GB位になりそう。となると、Win9Xじゃ無理で、GigaのXP対応したやつに乗り換えないと駄目ということになりそうです(^^;;;。
Garritan Orchestral Strings 続報 2
Thu, 28 Sep 2001
しかし、マエストロツールのアップボーとダウンボーの自動切り換えが出来ないのだけど、バグかしら(^^;;;。お悔やみのメールを送ったら、返信が返ってきたので、便乗で質問しておきました。
早速、Garritanさんから「オクターブ間違っているのじゃないの」というご返事。調べたら、その通り(^^;;;。で、ちゃんと動くようになったのですが、この仕掛け、たいしたことやってないのだけど(短い音のfとmfを切り替えているだけ)、効果的ですね。凄いリアル。元の音がいいということはあるのですが。
Garritan Orchestral Strings 続報
Wed, 27 Sep 2001
レガートモードはレガートの音にアタックの音を付加するというやり方です。ペダルを踏んでコントロールする方式です。FMIDICLAでJVを使い、いろいろ実験した方法と同じというのは結局このあたりが妥当な落し所ということなのかしら。
あとモジュレーションを使ってクレシェンド(デクレシェンド)させるというパッチがあるですが、これが音色も切り換えてやっているので、おそろしくリアル。ヴォツェックの例の池のほとりの場面なんかやってみたら面白そう。
SlideUPといってポルタメントするパッチがあるのですが、これも上手く使えば効果的でしょうね。
ピチカートの音がタイトとルーズの2種類があり、単調にならないよう適当に使い分けてくれとあるのですが、これも良さそう。チェロのピチカートがちょっと響きすぎるような気がするのですが、好みの問題かな。
駒の上や内側を擦ったり、ピチカートする音もありますので、ペンデレッキもへいっちゃらです(^^;;;。
まあ、弦の奏法はほとんど網羅しているみたいです。
逆にどの音使えば正解なのか良く分からないで、悩みそう(^^;;;。
Garritan Orchestral Strings 到着(^^)
Mon, 24 Sep 2001
テロ事件にもめげず、今日到着しました(^^)。
で、ただいま音出しをしているところですが、前評判通りの素晴らしい出来ですね。これ一つあれば、他はいらないという感じ。
ただ、音の種類が多いのと、マエストロツールの使い方がさっぱり分からないので^^;;;(シーケンサとGigaXの間に入り、MIDIデータをハイジャックして、Gigの設定に合わせてキーの音高を変えることにより、レガート奏法やアップダウンボーへの切り換えを行うというやり方をしています)、使いこなすには時間がかかりそうです。100ページ位のマニュアルが付いていまして、これを真面目に読まないとダメみたい。疲れるなぁ。
Vol 16はレジストレーションしないと送ってこないようなので、さっそくアメリカの悲劇へのお悔やみの言葉付きで、返信して置きました。
BIOSを使ったRAMの設定の裏技
Wed, 19 Sep 2001
同じくGigaのメーリングリストから
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スワップファイルよりRAMの方がはるかに高速であることを考えると、メモリの設定を最適化することは非常に重要である。パソコンを立ち上げ、BIOS画面を開く。
以下のオプションは、通常、Advanced chipset features/Chip configuration section の画面にあり、メモリ性能の改善と安定動作に大きな影響がある。Bank 0/1, 2/3, 4/5 DRAM timing.
DRAMのメモリモジュールのタイミング値。大部分のBIOSのディフォルト値は10ns。10ns以外に設定可能な値は、BIOSにより変わるが、8ns, Normal, Medium, Fast, Turbo など。10ns以外の値をとると、RAMの性能が改善されが、動作が不安定になる可能性がある。Turbo が一番速い。10nsは一番遅い(だけど一番安定する)。
DRAM Clock.
VIA Apollo 133 チップを使ったマザーボードの場合、このオプションはSDRAMのスピードの調整用に使われる。Host CLK 又は +/-33 の設定が可能。Host CLK を指定すると、SDRAMは外部クロック(FSB)と同じスピードで動作する。+/-33 を選ぶと、RAMは外部クロックに対して、速くなったり、遅くなったりする。もし外部クロックが100MHzだとすると、+33を選ぶことにより、SDRAMを133MHzで動作させることができる。これはPC133のSDRAMを使っているユーザにとってはとても役に立つオプションである。また、逆に、133MHzの外部クロックを使っている場合、-33 を設定することにより、RAMを100MHzで動作させることもできる。さらに Host CLK を設定すれば、133MHzの外部クロックで PC133 RAM を 133Mhz で動作させることが可能。以上の説明でお分かりのように、このオプションはいろいろな可能性を持っている。
Delay DRAM read latch.
低い値をとる程、メモリーのパフォーマンスは良くなる。ただし安定度は悪くなる可能性がある。高い値は性能を犠牲にして安定性をとることになる。
DRAM speculative leadoff.
有効にすると、システムは不安定になる可能性はあるが、性能は改善される。有効にして、もし不安定になるようなら、無効にすればいいだろう。
Memory Hole At 15M-16M.
古いadd-inタイプカードを適当に動かす場合、有効にする必要がある。もし、そういうカードを持っていれば、有効に、持っていなければ、無効にすればよい。
Memory parity/ECC check/DRAM Data Integrity Mode.
めったに使っているシステムは無いが、もしECC(Error Correcting Code)付のメモリを使っている時はECCを指定し、そうでなければ、non-ECCを指定すれば良い。
大部分のメモリはECC無しなので、多くのユーザには無縁の設定である。ただし、ECCはシステムの安定性を増大させるのにはとても効果がある。ECCを使うと遅くなるという人がいるが、私はECC付のメモリを使っている。性能が悪いと感じたことはない。RAS active time.
値を大きくすると、SDRAMの性能は増大する。不安定になったら、値を下げれば良い。
RAS to CAS delay.
RAMの品質次第であるが、低い値で使うべし。問題があれば、高い値を設定すれば、いいだろう。
Read around write.
DRAMの最適化を行うための項目である。有効を指定した時、バッファに直前に書き込んだメモリの内容が入っていれば、メモリリードはバッファから転送され、いちいちDRAMアクセスが発生しない。だから、メモリのパフォーマンスを上げたければ、有効にするべし。
SDRAM Bank Interleave.
最大のメモリのパフォーマンスを得るには、4-bank/wayにすると良い。ただし、低い設定の方が安定して動く場合もある。
SDRAM CAS Latency Time/SDRAM cycle length.
この値はSDRAMシステムメモリにおいて、DRAMシステムのメモリアクセスサイクルのCAS latency のタイミングを決める。2に設定されていると、より良いパフォーマンスが期待できる。ただし、SDRAMがCAS2のものでないと、不安定になる可能性がある。値の3は遅くなるので、CAS3のメモリを使っていて、安定性を確保したい時にのみ使われるべきである。性能をあげたければ、CAS2のメモリを使うべし。
SDRAM Precharge control.
有効にすると、SDRAMに対する全てのCPUサイクルはSDRAMインタフェースのAll Banks Prechargeコマンドのタイミングとなる。このオプションを有効にするとRAMのパプォーマンスは改善される。オーバークロッキングしている場合、特に、AGPグラフィックカードをAGPバスの規格外のスピードで使っている場合は、このオプションは無効にして安定性を確保するようにすべきである。
MEのPCHEALTHのアンインストール(MEチューニングTips)
Sun, 17 Sep 2001
Gigaのメーリングリストから
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http://defsoft.iwarp.com/にあるユーティリティを使うか、又は、手作業で、Conny Jonsson(conny@graphic-designer.com)さんが提供するWinME tip (http://connect.to/conny/)を参考にして、頑張りたまえ。上記のサイトには、「どうやって Windows ME の PCHealth と System Restore tools という悪の巣窟を焼き払い、邪悪なSystem Restore機能が勝手にバックアップを作るのを防ぎ、人に断り無くハードディスクに増殖する新たなバックアップファイルを殲滅し、全ての"_Restore"フォルダを解放するか」という難行についての情報がある。
これらの難関をクリアしたあとの唯一の凶事はスタートメニューから参照できるヘルプとWindowsのヘルプシステムが一緒に退治されてしまう点であるが(^^;;;、これらは、アプリケーションのヘルプかF1キーを打てば復活の呪文をとなえられるので、問題にはならない(^^)。インスツルメントエディタの使い方
Sun, 10 Sep 2001
というページを追加しました。
http://www.fin.ne.jp/~yokubota/giga/gigaeditor.html
Gigaの操作のポイントはリージョン、サブリージョン、スプリット、ディメンジョン、レイヤというGigaのコントロールの概念を理解していることなのですが、これらに関して、マニュアルやヘルプに十分な記述がないことが問題なのですよね(^^;;;。で、そのあたりを中心にまとめてあります。よろしければどうぞ。インスツルメントエディタについては、クラシック音楽の表情付けにパラメータをどう設定すればいいかという最大の難関が残っているのですが。
あと、公開しているmp3ファイルの置き場所を
http://sound.jp/kubota/
というところに変えました。ここは音楽に関連するインタネットをやっている会社のサーバですが、
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@sound.jpレンタルサーバーの正式サービス開始に先立ち、オープニングユーザーを限定募集いたします。このサービスは、正式サービスへのシステム調整を行うための試験的なユーザーですが、正式サービスとまったく同等のサービスをご利用頂けます。また正式サービス開始後は継続して正式ユーザーとしてアカウントを無料でご利用頂くことが出来ます。お一人様1アカウント限定となります。
※規定の容量領域に達しましたら受付終了とさせて頂きます。
@sound.jpオープニングユーザーご登録の条件
すでにご自身でホームページを公開されている方、もしくはページをお持ちの方で、登録後ホームページコンテンツをアップロードして頂ける方に限ります。アカウント取得後、3日以内に最初のページをアップロードして頂けることが条件となります
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という内容で20MB無料で使えます。CGIは使えませんが、軽いし、広告はないし、ファイルのアップロードはFTPで、普通のプロバイダのサービスと同じような感じで使えますので、なかなかいいです。これで、ようやくアメリカYAHOO!の海外逃亡生活から脱出できました(^^;;;。
ウェーブリストのフォルダごとのドラッグ&ドロップ
Sun, 10 Sep 2001
直前のメッセージのヴェロシティスプリットですが、この方法でも作ることができます。コンバインする代わりに適当にヴェロシティスプリットを作っておいて、そこにウェーブフォルダをドラッグ&トロップで放り込めばいいです。ヘルプのどこにも書いてないのですが(^^;;;、インスツルメントエディタはフォルダ内のウェーブをリージョンに自動振り分けするみたいで、これで巧くいきます。この方法はディメンジョン分けする時の各領域へウェーブを割り当てるのにも便利に使えます。
注意事項は、元のウェーブデータに基音(Unity Note)とループ情報がちゃんと設定されていること。でないと悲惨なことになります(^^;;;。で、これを試していて気がついたのですが、GStの変換機能を使ってコンヴァージョンしたサンプルはこのUnit Noteがおかしくなってしまう(巧く変換されない)みたいですね。ウーム、困ったなぁ。
一番簡単なヴェロシティスプリットの作り方
Sun, 10 Sep 2001
かどうか保証はしませんが(^^;;;。
- ヴェロシティ分けするサンプルのフォルダをそれぞれ独自の名前(p,fなど)に設定
- ヴェロシティ分けしたい適当なgigファイルをインスツルメントエディタでオープン(元のファイルを残したければ、save as で適当な名前に変えて保存)
- 残りのgigファイルをマージ
- 全てのインスツルメントをヴェロシティを指定でコンバイン
これで、めでたく、1分もあれば、ヴェロシティスプリットされたインスツルメントの出来上がりとなります。他にも方法はあるのですが、多分、この方法が一番簡単だと思います。この方法の利点は、ヴェロシティはpであってもfの音を使いたいというような時にプログラムチェンジでインスツルメントを変更すれば対応できることですね。注意事項は他のフォーマットのサンプルからのコンヴァージョンはGStの機能を使って行うこと。CDExtractで変換すると、サンプルリストが名無しのフォルダ名になってしまい、コンバインする時にフォルダでヴェロシティ振り分け出来なくなるので、不可です。
GStのWinXP&2000対応
Sat, 9 Sep 2001
今日、gigaのmlにあった情報ですけど、
Just a quick background - v2.5 is going to be a free upgrade to all GigaStudio users. It will be downloadable. It main feature/enhancement will be ability to run on a Win2k/Xp system. We have been working on it full time for some time now, and it is our highest priority from a development standpoint.
Here is the plan. Everything is currently working on Xp, with the exception of non-GSIF audio cards (ie Sound blaster etc). We need to internally test on Win2k. Then we will send out copies to all our GSIF hardware manufactures, so they can help us verify on the various hardware cards. We then will give it out to a private beta group. If everything looks good, we will make a public beta, and then release the code.
I am still looking for a couple more folks for the private beta. Here are the requirements:
1. You need to be running on Xp/Win2k.
2. You need to be a registered customer
3. You need to be willing to sign a NDA (what you learn during the private beta session remains confidential)
4. Please understand that with a new Os version there are going to be rough spots. If you are rushing towards a deadline, this is not the time to be a beta tester. If you have a system that has critical, un-archived data, please do not turn this into a beta development system.If you are still interested, please send an email to Kevin at kevinp@nemesysmusic.com with your CD key, and system configuartion. He will hook you up.
I will send out an email as soon as we are ready to go to a public beta.
Regards,
Joeということなので、ただみたいですね。書き手は例のNemeSyskのメールに名前があがっていた方です。TASCAMに買収されても、しっかり開発は継続されているようです。よかったですね。2000で動くというのも、朗報ですね。
また、情報をいくつか
Sat, 1 Sep 2001
1. DanDeanサンプルのパッチ
DanDean のSoloStringsですが、
・サステインの音の立ち上がりが遅く、速い部分に使えない
・ループがとられていない
というのが使いづらい点だったのですが、制作者が作ったそれぞれの問題点を改良するパッチを入手しました。立ち上がりの件については正式のパッチとしてDanさんのウェブサイトに公開されています。
http://www.dandeanpro.com/ループの方はGigaのフォーラムで「SoloStringsのループ用のパッチが俺のデスクトップにあるよ」というDanさんの書き込みを見たので、早速、メールでおねだり。送っていただきました(^^)。試してみましたが、どちらもなかなか便利です(多少ループノイズが入るサンプルはありますが)。これで、このサンプルは随分使い勝手が良くなりましたね。
2. gig/wavファイルの圧縮用プログラムのお勧め
http://www.wavpack.com/
にある WavPack というプログラムがお勧めです。どういう魔法を使っているのか不明ですが、一番速くて、一番圧縮率がいいです。圧縮率はgigファイルで元のファイルに対して50-70%、wavファイルだと30-50%と驚異的な値で(もちろん元のファイルに復元できます)、時間はCGAの1/10以下です。ちょっと辛いのはWin32のコンソールアプリなので、いちいちコマンドラインから入力が必要なこと。面倒なので、GUIのフロントエンドを作っちゃいました。エクスプローラからファイルをドラッグ&ドロップすれば、拡張子を判定し、解凍又は圧縮します。3.ループ編集用にお勧めのプログラム
YAMAHAのTWEというフリーのウェーブ編集プログラムがお勧めです。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/driver.html
これ、多分、ヤマハのハードサンプラ用に開発されたためじゃないかと思いますが、loop crossfadeという機能があり、ループの終点側の波形を操作して、始点とスムーズに繋げることができます。上記のDanDeanのループポイントでノイズの目立つ波形で試してみたのですが抜群の効果。とても自然に繋がります。Danさんに教えてあげるかな。ループの開始と終点も波形を見ながらGUIで簡単に指定できるのもいいですね。これと、以前、書いたAwaveを組み合わせれば、waveファイルから簡単にGigファイルを捏造(^^;;;できるのじゃないだろうかと思いました。
そして、良いのは日本語のちゃんとしたマニュアル(PFDファイル)があること。こういうものを只で提供するとは。ヤマハも太っ腹ですね(^^)。
情報をいくつか
Wed, 29 Aug 2001
例によってニュースをいくつか。GigaX(最近知ったのですがGigaStudioとGigaSamplerを総称してこう呼ぶらしいです)とは直接は関係ものもありますが。出所は海外のメーリングリストなので、3を除いて、全て英語です(^^;;;。
1. MAC用のリアルタイム、GUI付Csoundが登場
作者は matt ingalls さん。まだアルファ版ですが、可能性の提示のためアップしたとのことです。
+ A NEW VERSION ALPHA2 - is now up on my web site:
http://music.columbia.edu/~matt/
[i still need to update web page and other docs, just wanted togetthisout]this new version includes:
+ total rewrite of audio [now in host]
+ realtime GUI sliders
[hardcoded to 6 right now, but will be dynamic next vers]
+ preemptive multitasking
+ which includes minimal multiprocessor support
[gui and perf on separate processors]
+ old MIDI[OMS] support added back in.
+ bunch of other stuff..上記の通りで凄そうです。MACユーザの方は試されると面白いかもしれませんね。
2.LAN経由でMIDIデータのやりとりする方法(Windows)その1
Jim Hale さんの書き込み。「Win2000と98を繋いでGStを動かすのに、この方法があるよ」ということです。
If you are running Win 2000 Pro as your music machine and are forced to have a separate Win98 machine for the purpose of using GigaStudio and have a network, you can control GigaStudio over the network. The 2 programs you'll need are:
MIDIViaNet
http://www.hitsquad.com/smm/programs/MidiViaNet/And
MIDI Yoke 1.63
http://members.nbci.com/MIDIOX/zip/midiyoke.zipJust follow the instructions exactley and it works, since my 2 PC's are clear across the room from each other and they're networked anyway - I didn't see the need in spending bucks for 25' MIDI Cables. :P
I'm using a 10/100 Netgear (Dual Speed Hub) DS108 and am using 10/100 cardsin the PC. Don't know if it makes a lot of difference between running 10 or 100 since it's just sending signals across anyway.
3.LAN経由でMIDIデータのやりとりする方法(Windows and Linux)その2
上記メッセージに対するリプライ
Heartening to see that so many people have this up and working, I might try it myself in the future. But there is another system I would like to try instead RMCP (http://www.info.waseda.ac.jp/muraoka/members/goto/RMCP/), which also has software for Linux and PC. No Mac support, unfortunately. (Though it supports Irix, Solaris, SunOS and HP-UX)
Have anyone of you guys tried this software?
で上のサイトに行ってみたのですが、URLからお分かりのように、これは日本語の情報があります。なかなか面白そうです。ただ、開発が1998年で止まっちゃっているみたいですね。
4.新しいオルガンのサンプル
http://www.vrsound.com/FullProduct.html
Another first from Virtual Reality Sound Corporation. The Instrument represented on this CD ROM is The McLane Organ at the Baylor University, Texas. 92 ranks 4 manual designed by Petty Madden Organ builders in 1993. The presets are a reflection of organ stops used by the great performer and teacher Dr. Joice Jones.This organ is so realistic that not even she could tell the difference between live and "memorex". The banks are structured for 4 manuals and a pedal and take up to 110MB of ram. Of Course the presets can be loaded singularly and need a min. of 16MB.
演奏者が本物とと区別がつかなかったというのですけど、どんなものかとデモ(バッハ、ニ短調のトッカータとフーガ、7MBあります)を聴いてみたのですが、確かに凄いです。ただ、たったの130MBのサンプルに400ドルはちょっと高いなぁ。
あと、フラクタル音楽のメーリングリストでは、アメリカのYAHOOのサービスを使って、インタネット電話を使ったリアルタイムチャットを欧州とアメリカの間でやっていまして、感想がメーリングリストにあがっていて、「スペイン訛りの英語で聞きづらくて判らなかったかな」とか「テキサス弁の英語でゴメン」とかあって面白い。海外との電話会議(^^;;;を自宅で簡単にできる時代になったのですね。驚いたなぁ。
Halionについて
Wed, 22 Aug 2001
Halionについてのコメントです。なかなか面白い意見だと思いました。(GStのメーリングリストから)。
Mmmmmm I must say I like the dead accurate timing and productive interface of HaLIOn. I don't think I'll bother upgrading from Gigasampler now (sorry Nemesys BUT sample accurate timing saves a lot of work later instead of having to manually tweak and slice audio I record from gigasampler). Until the Giga series ends up integrated into host sequencer in the form of as VSTi I don't think totally sample accurate timing will ever be a reality for Giga users (not that it's essential for it's users).
Admittedly HaLIOn doesn't have quite power of Giga's Dimensions however if you're not looking for ultrarealistic emulations of acoustic instruments (like some of the Orchestral Scoring fanatics on this list - respect to thee!) then it will suffice - particularly for electronic/dance/abstract music forms.
Also I found the filters in Halion to not be as juicey sounding as those in Giga - Halion's filters sound "cold and clippy". Still I haven't found any software filters that sound as good as "VFilter" by Andy of Vellocet (VSTi freeware plugin available from www.vellocet.com). From memory approximately 20 different filter types and warmth and depth that rival your Clavias and Waldorfs (!).
Now if only HaLIOn will import my custom .GIG drum kits ...
要するに、「鍼音(^^;;;はプラグインなので、MIDIのタイミング問題に関しては、GStより優れている。確かに、Gigaのようにディメンジョンを駆使してウルトラリアルなオーケストラシミュレション世界を狙うということはできないけど、electronic/dance/abstract 系の音楽なら鍼音の方が便利。ただし、フィルターは冷たくてカリカリしていて、Gigaのような豊かな響きがしない。でもフリーのプラグインなどでカバーできるので、問題にならないだろう。gigファイルを読んでくれたらなぁ。」ということです。
真ん中のパラグラフの「some of the Orchestral Scoring fanatics on this list(このメーリングリストに棲息するオーケストラのスコアをそのまま再現しようと考えている狂信者^^;;;たち)」という表現が面白いですね。
ノートブック用のオーディオカード
Wed, 22 Aug 2001
最近、GStのmlのメッセージ。アップした人はNemeSys(ってまだあるのかしら)のJoeさんというエンジニア。
I just found out this information, and I thought it was a cool idea. The guys/gals at Echo are about to release (they say Sept.) a new Cardbus product that will be compatible with laptops. The really cool thing about this product is that you can plug it into an existing Layla 24 or Mona breakout box. So without buying a new Layla/Mona you can have the same functionality you have in your PCI solution. I just talked to one of the engineers and he believes that he will be able to get the same latency/performance that Layla PCI solution will deliver (he is fairly sharp so I believe him)
Anyways, just thought someone might be interested ...ただ、Layla/Monaってかなり高価なオーディオインタフェースなので問題かな。M-AudioのインタフェースはGiga対応されるという書き込みを以前読んだ記憶があります。あと、Egosys社の製品(WamiBoxの方)はGigaには非対応だという書き込みを読んだ記憶があります。
それから、下記のNemeSysのサイトに他の情報があります。
http://www.nemesysmusic.com/support/laptop.html#LaptopAcc今のノートパソコンってどの位のハードスペックなのかなと思って、2、3のサイトを覗いてみたのですが、凄いですね。ハイエンドだと、GStを動かすのに十分なスペックの CPU 1GHz、Memory 512MB、HD ATA100 40GBなんてのごろごろあるのですね。ディスクを2台化できないのはちょっと問題だけど、それ以外は十分なレベルになっていますね。
インスツルメント番号の指定
Mon, 20 Aug 2001
インスツルメントのプロパティで指定できます。ただ、バグがあるみたいで、インスツルメント番号に欠番があるものを複数組み合わせるとパフォーマンス(gsp)が巧く保存出来ないことがありました。
あと、ディメンジョンを使うというのが、とても便利ですよ。こっちだとpcのかわりにccでコントロールできるので、きれいに解決できます。Xsamoleのサンプルが多用しているので、参考にされるといいです。
フィルターのいじり方
Mon, 20 Aug 2001
これはGUIでリアルタイムに確認しながらできるので、結構、楽です。ただ、いろいろパラメータがあるのですが、いまいち意味不明なものが多く(^^;;;、試行錯誤の世界ですね。
弦ソロのサンプル
Sun, 19 Aug 2001
夏休み最後の日、一日 GigaEditor でサンプル遊び(^^;;;。
で、いじり回しての感想ですが、「結構、いけるな」という感じ。JVと比較すると、音色の選択の幅が広いし、個々のサンプルの音質はこっちの方が高いし、上手く組み合わせれば、クラシックの室内楽をそれなりのリアリティで再現出来るのじゃないかなと思いました。問題はサンプルの取捨選択のセンスですね。
弦楽カルテットを組むとすると、基本はXsampleのノンヴィブラートの音にしておいて、必要に応じて、モジュレーションをかけるか、DanDeanのヴィブラートのかかった音を使うという感じですかね。アタックの音もXsampleとDanDeanではかなり印象が違うので、これも曲に合わせて使い分ける一手ですね。Rolandも悪くないので、曲想によってはこっちをメインに使う手もありそう。あと、表情豊かという意味ではVitousがやっぱり素晴らしいので、これを混ぜるという手もありそう。ディタシェの音3種類とサステインの音2種類を使い分けたのですが、いいですねぇ。
アタックのかけ方は、音色を選ぶという手と、レイヤを組んで、CC02/04を使ってコントロールという手が使えて、これも状況に合わせて、組み合わせて、選択という感じかな。Gigaのインスツルメントエディタの編集機能は、使い方が分かれば(^^;;;、強力です。細かい調整をGUIで簡単に出来るのはいいですね。マクロ機能ってのも初めて使ったのですが、なかなか便利。ウェーブをフォルダーごと、ヴェロシティスプリットにドロップすると自動的にウェーブをリージョンに振り分けてくれるのですね。知らなかったなぁ。楽ちん。
それから、Awaveっていうソフトの一括処理機能はとても便利。ウェーブの抜き出し、オートチューニング、音量の平均化、オクターブの移動などまとめて出来るので、お勧めです。Awaveはgigファイルを読み込めますので、CDExtractの変換が、上手くいかないケースはこっちで十分カバーできますね。
凄いのは、このAwaveには、別の波形編集プログラムを呼び出す機能があって、これがとても良く出来ています。Awaveに無い機能はこれで完全にカバーできます。
Vitousの膨らみをcompを使って抑止するというのをこの機能を使って、やってみたのですが、10分もあれば、1インスツルメントの処理できますね(まあ、やり方が分かるまでに3時間位かけていますが^^;;;)。このあたりのウェーブをいろいろいじりまくるというのが、DTM音源とサンプラの音楽作りの決定的に違う点ですかね。DTM音源だとsysexとか、nrpnを使ってやっていた部分がインスツルメントエディタの操作に置き換わるという感じです。
いずれにしても、GigaEditorの編集機能とAwave組み合わせて使えば、ウェーブファイルだけで、簡単にGigファイルを作ることができることが分かりました。ループのとれている(これだけは自力でやろうとするとえらい大変、なんかいいソフトないですかね?)ウェーブファイルだけのサンプルCDを買ってきて、自分用のサンプルを作るのもいい手じゃないかなと思いました。オーディオだけのCDだと結構安価だから。AO用は確かあったと思うので、試してみるかな。
ソフトウェアによるリパーブ
Sun, 19 Aug 2001
この間、いずれソフトでホールの音響をシミュレートしたリバーブが登場するのじゃないかなという話しをしたのですが、もう、ありましたね。
http://www.northernsounds.com/ubb/NonCGI/Forum3/HTML/001137.html
例によってGigaのフォーラムの情報(タイトルが面白くて Our reverb prayers have been answered... )。http://www.audioease.com/
http://www.catt.se/
上がMAC用(AltiVerb)、下がWin用(FIReverb)です。それぞれのサイトに行ってみましたが、なかなか凄そう。AltiVerbの方はアムステルダムコンセルトヘボウからバスルーム(^^;;;まで数十のサンプルが入っていて選んで使うという感じです。リアルタイムの処理も出来て、MAC G4以上が必要。500ドル。
FIReverbの方はスウェーデンのホールの音響設計に特化した会社が開発したもので、内容は凄そう。ただ、使うのはかなり大変そうなソフトですね。ステレオ録音を5チャンネルにするとか、バイノラール対応するとかもできるようですが、リアルタイムには使えないみたいです。ドイツグラモフォンのCDのマスタリング用に使われた実績もあるようです。300ドル。ただし、まだクレジットカードが使えないので(coming soonとはなってましたが)、日本からの注文はちょっと大変そう。
それぞれmp3のデモがあったので、聴いてみたのですが、良かったです。
何故GStがビデオアプリと競合するか
Tue, 14 Aug 2001
「Gigaとビデオアプリが動かない」という件に関してのリプライです。
Gigaのメーリングリストで、類似のトラブルが報告されていて(CakewalkでAVIファイルが再生できない)、NemeSys(ってまだあるのですかね?)の技術者(Joeさん)がコメントした内容です。
I think this should work and let me explain why. Eventhough you are not using GigaStudio (ie you don't have the app up and running). If Cakewalk has the device enabled, then it will start our low level engine. Although it is not playing any voices it is interacting with your audio hardware. To get GigaX completely out of the picture, you need to disable the MidiOut device as mentioned above. It seems that your system probably doesn't have the horsepower to handle a sequencer, video playback, and a real-time sampler running concurrently. But you should be able to run the sequencer and the sampler, or the sequencer and the video rendered.
要するに、「Gigaを立ち上げていなくても、AVIファイルを再生するため、Cakewalkを立ち上げ、この時、CakewalkがGigaのドライバをMIDIで指定していると、OSレベルで動作するGigaの再生エンジンに繋がってしまい、動作がおかしくなる可能性がある。回避策はCakewalkのMIDI出力ドライバの指定を解除すればいい」ということです。
しかし、こういうメッセージを読むと、やっぱりGigaはスタンドアロンで動かさないと駄目だなぁと思いますね。
情報をいくつか
Mon, 30 Jul 2001
主にGigaのフォーラムで入手した情報をいくつか。
http://www.rackmountpro.com/
カルフルニアにあるPCラックマウントシステムに特化したハード製造、販売会社です。凄い品揃えで、日本ではラックマウントというとサーバ専用という感じですが、アメリカじゃ、結構、この手のシステムがはやっているみたいですね。http://www.entechtaiwan.com/
PowerStripというディスプレイのソフトアクセレータです。効果抜群でGStシステムのチューンアップにお勧め見たいです。ディスプレイカードが原因でGigaが動かなかったシステムが動くようになったとの報告あり。僕も試して見ましたが、ディスプレイ表示が速くなったことが十分体感できるレベルで効果がありました。30ドルのシェアウェアですが十分値打ちあり。http://www.cdsheetmusic.com/
アメリカのCDROM楽譜の会社。スカルラッティ、バッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューマン、ショパン、ブラームスなどのピアノ曲全曲をCD1枚にまとめたものを20ドル前後で販売しています。モーツアルト、ベートーヴェン、ブラームスの弦楽四重奏全曲やオーケストラスコアもあり(室内楽曲はパート譜までついています)。バッハのオルガン全集、カンタータ全集、シューベルトの歌曲全集、ワグナー、ヴェルディのオペラ全集(ボーカルスコアですが)なんてのもあり。安いし、場所をとらないし、必要な時には印刷できます。スコアはスキャナーで取り込んだものを、アドベのPFD形式で保存しただけという方式です。当然、WIN/MAC互換。取り込んでいる楽譜の元ですが、YANAさん、衷さんの見立てによれば、それなりの会社の版権の切れたものを利用しているみたいです。http://www.northernsounds.com/sounds.html
Gigaのフォーラムのあるサイトのダウンロードページなのですが、ここに、ある電気ピアノが結構いい出来です。ヤマハのCP80とWurlitzerのep200のサンプルがあるのですが、とてもフリーのサンプルとは思えない位のレベル。音を出してみて、昔、Wurlitzerを持っていたころを思い出しました。ちゃんと3-4段階にヴェロシティスイッチされいる本格的なサンプル。超お勧めです。
容量が圧縮された状態でヤマハが10MB、Wurlitzerが3MB位。それぞれ解凍すると40MB、10MB位になります。解凍の手順が結構ややこしくて、Shortenというウェーブファイル専用の圧縮解凍ソフトを使わないと駄目で、さらに、解凍後、拡張子を変更する必要があります(ウェブサイトに解説がありますので、その通りやれば、いいのですけど)。http://northernsounds.com/demos/
同じくGigaのフォーラムのあるサイトのデモページ。会員がアップロードしたMP3のデモ曲をダウンロードできます。いろいろなサンプルを使った曲があって、結構、参考になります。容量もほとんどは1MB以下ですので、お勧め。曲の打ち込み技術もそれなりのレベル。出来不出来はありますが、十分聴けます。こうやって聴くとAOって結構使えそうですね。しかし、このサイト毎日アクセスしているのだけど、こんなページがあるとは知らなかったなぁ(^^;;;。http://www.55ware.com/index.html
これ(G-Force)はフラクタル音楽のメーリングリストで評判になっている(^^;;;ものですが、WinAmpのプラグインで、演奏している音楽をフラクタル化(?)して3Dグラフィック表示してくれるソフト(フリーです)。当然、音楽に合わせて画面が変わっていくのですが、とても良く出来ています。21インチ画面でフル表示すると、ファイナルファンタジー並の凄い迫力。Retro演奏のマンデルブロ音楽でこれでやると完全にトリップ状態になれます(^^;;;。悪い遊びな好きな人にお勧め(^^;;;。
サンプラによるオーケストラシミュレーション
Thu, 26 Jul 2001
Gigaのフォーラムでサンプラによるオーケストラシミュレーションは生のオーケストラにどういう影響を与えるかという話題で、フレームが起きているのですが、なかなか面白いです。たった二日間で20通以上のメッセージがアップされています。ほんと毛唐って、議論好きですね(^^;;;。
結論は「良いサンプルとちゃんとした技術で打ち込んだ曲は、生のオーケストラに肉薄するレベルにはなってきたけど、やっぱり別物。でも、最近のテクノジーの進歩はいろいろな可能性を広げてくれたし、今後もくれるであろう」というところです。
で、最後の方のメッセージで、もし過去の大作曲家がタイムマシンにのって、今のサンプラによるオーケストラシミュレーションの世界を知ったら、どう振る舞うだろうかという質問が出てきて、これが面白い。Beethoven would rage against pirates and Microsoft. Mozart would jump into the tecno-scene and require better loop facilities in Gigastudio and Haydn would make 100 more Symponies for Rare instruments.
Wagner would work for NemeSys/Tascam and be a library developer too. Listz would demo libraries at the NAMM shows.
Bach would have coded GigaStudio in the first place, invented a new midi format, and then STILL made the best music EVER made...
なかなかのセンスですね。クラシックとMIDI音楽の好きな連中が集まっているとよく分かる。
TASCAMがNemeSys を買収(?)
Sat, 21 Jul 2001
例によってGigaのMLからの情報ですが、TASCAMがNemeSysを買収(acquired)してsoftware-based audioの世界に乗り出すらしいですね。NAMMの記者会見で発表されたらしいです。
http://www.tascam.com/press/hot_news/nemesys/index.cfm
On July 18, TASCAM acquired NemeSys Music Technologies, makers of the revolutionary GigaSampler and GigaStudio software sampling and music production software. Announced to the world at a press conference at the Summer NAMM show in Nashville, this historic occasion marks
TASCAM's first foray into software-based audio. GigaSampler and GigaStudio are revolutionary tools that offer features and capabilities that go far beyond any other sampling tool.ウェブサイトの情報は、この後、綿々とGStの内容の紹介があるのですが、どういうことなのですかね。
しかし、TASCAMの日本のサイトもチェックしたのですが、情報は全然なし。サイトの出来具合を見ると、彼我(アメリカと日本)のインタネット利用の差を思い知られますね。TASCAMってどういう会社なのって知るのに英語じゃないとダメというのは問題だなぁ。